7.0 → 7.1 となって追加された新機能
[Photo Textures]
[Nearby models]
[Direct Component upload]
この中から今回は [Nearby models]について
[Nearby models]
[Nearby models] は、モデリングをしている近くの建物データを3D Warehouse からさがしだし、コンポーネントブラウザに表示するものです。前提として、ロケーション情報(緯度/経度)をあらかじめ GoogleEarth から取り込んでおく必要があるようです。(現状、 [Model Info/Location] で位置情報を設定しているだけではなにも表示されませんでした。)実行するためには [Window] メニューから [Component] を選び、コンポーネントブラウザを表示します。ブラウザのホームポジションを示す家の形をしたアイコンの右にある下向き三角形をクリックするとメニューが表示され、そのなかに [Nearby models] があります。
選択すると 3D Warehouse に接続し、近くにある建物のコンポーネントがブラウザに表示されます。表示されたコンポーネントは位置情報を持っているので、クリックするだけで、そのコンポーネントの制作者が配置していた所定の位置に取り込む事ができます。
いままで、GoogleEarth にモデリングしたデータを表示させた場合、周辺の建物はグレーのボックス表示でした。グレーのボックスはGoogleEarth 上で表示の ON/OFF はできましたが、SketchUp のデータに取り込む事はできませんでした。将来的に登録されるデータが増えてゆけば、例えば都市部などが全てがモデリングされる状況になれば、設計する建物の周囲のデータをあらかじめダウンロードできるようになるわけで、風/光・影/熱など環境シミュレーションへの利用や、景観の検討への利用等、いろいろ考える事ができそうです。
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