2010/09/25

SketchUp 8 の新機能[03]

新機能[03] DWG/DXF 2010 対応

7.1→8 となって、ファイルの入出力関係では、DWG/DXF 2010 フォーマットがPRO版に追加されました。7.1では経過措置としてFREE版でもDWG/DXFのインポートを可能とするインストーラが配布されていましたが、これは8となって、予告通り削除されてしまいました。

[Import]
SketchUp FREE 8 のインポート可能ファイル↓

SketchUp PRO 8
のインポート可能ファイル↓


[Export]
SketchUp FREE 8 のエクスポート可能ファイル↓
(2D)
(3D)

SketchUp PRO 8 のエクスポート可能ファイル↓
(2D)
(3D)
※MXS File (*.mxs) のExportは、MaxwellRenderのPlugInをInstallしています。(標準ではありません。)

2010/09/07

SketchUp 8 の新機能[02]

新機能[02] Scene Thumbnail

[Scene Window] にいくつか機能が拡張されました.

[List]
いままでは [Scene Window] での各シーンの表示は上のようなリスト表示のみでした.
SketchUp8からは[
Scene
Window]の上部にあるプルダウンメニュー (右から3番目のアイコン) から以下の表示形式を選択できるようになりました.

[Small Thumbnails]

[Large Thumbnails]

[Details]

シーンごとの設定が変わった時などに, これらのシーン・サムネールを一括して更新するためのコマンドも用意されています. ([Scene Window] 上部の一番右側のアイコンをクリック)

また, Scene設定されているSketchUp7.1以前のデータを開いた場合, 最初に一度だけ自動的にシーン・サムネールを生成するための処理が行われます.
[List]表示のみだった場合, シーンの内容をテキストで説明したりしていましたが, サムネール表示され, より分かりやすくなりました. アニメーションのキーフレームとしてのシーンの並び替えなどのためにもこの進化は嬉しい限りです.

SketchUp 8 の新機能[01]

新機能[01] BackEdges, Push/Pull 2.0

[BackEdge]


一見していつも見慣れたアイコンですが, よく見るとひとつ増えています. 左から2番目のアイコンが "BackEdges" のトグルスイッチになっています. (左から, X-Ray, BackEdges, Wireframe, Hidden Line, Shaded, Shaded with Textures, Monochrome)

MENUから選択する場合は, [View] - [EdgeStyle] - [BackEdge] です. [FaceStyle]アイコンと一緒に並んでいますが, MENU上の分類では[EdgeStyle]です.

いままでも, "Wireframe"モードにすれば, 手前の面によって隠れていた背後のエッジにスナップすることはできていましたが, 今回追加された "BackEdge"モードをONにすると, 背後に隠れていたエッジが点線で表示され, 面処理された状態(テクスチャ付きでも可)のままでもスナップ可能になりました. これでOrbitツールで回転して背後に回らなくてもよくなり, modeling時間もその分短縮できるようになるはず(?)です...

[Push/Pull 2.0]


Push/Pullがオブジェクト指向に!?.

コマンドアイコンなど, 見た目の変化はなにもありませんが, SketchUpによるmodelingの代名詞とも言える, Push/Pullが, 地味だけれど気の利く進化を遂げました. いままではコマンドを先に選んでからPush/Pullする面をクリックしていました. 当然ながら手前にある面によって隠れている面をPush/Pullするためには先にその面を手前に来るようにしておかなければならなかったワケです. 新しいPush/Pullでは, 先に面をSelectした状態でPush/Pullコマンドを選んでも, Selectした状態はキャンセルされず, そのままPush/Pullできるようになりました.

以上2点, 「隠れたところに手が届く」進化です.

2010/09/02

SketchUp8, SketchUpPro8



SketchUp 8 ですが, メジャーアップデートなので7.1でメニューからアップデートをチェックしても表示されません. また, 日本語版はまだなので, 日本語環境でダウンロードページにアクセスしても, まだ7.1のままとなっています。

英語版へのリンクは下記のとおりです.

Google SketchUp 8 Free
http://sketchup.google.com/intl/en/download/gsu.html

Google SketchUpPro 8 (8 Hours Evaluation)
http://sketchup.google.com/intl/en/download/gsup.html

ライセンスの購入・アップデートはこちらから↓

Pro版をDLしてインストールすると試用期限8時間のデモ版としてインストールされます

WEBから既存のライセンスを入力しアップデートを申し込むと新しいKeyCodeがe-mailで届きます. ライセンスを入力するとオレンジだったダイアログがブルーになりました.


その他いくつか関連情報のリンクです

新機能の概要です

SketchUp Pro 8 の新機能のマニュアル的な解説

LayOut 3 の新機能のマニュアル的な解説

Google SketchUp Blog

リリースノート

クイックリファレンスカード
Quick Reference Card (SketchUp 8 win/mac, LayOut3 win/mac)

※現時点でマニュアル関係は準備中です・・・

内蔵されているRubyインタープリタが1.8.0から1.8.3にバージョンアップして高速化もされたようです。
いままでのPlugInの互換性はこれから試しながcheckしなければなりませんね...

SketchUp8, SketchUpPro8



SketchUp8, SketchUpPro8 がリリースされました!

シンプルな今までの機能をくずすことなく、使い勝っての上でさまざまな機能が強化されました。
新機能の解説はコチラ→What's New in Google SketchUp 8

本来の目的であるGoogleEarth上の建物のモデラーとしての進化は、GoogleMapとの連携やBuildingMakerの統合によりさらに強化された感じです。また、PRO版に付属するLayOutの進化は、単なるモデリングデータのレイアウト・プレゼンテーションの領域を大きく超えて、2D Drawing CADをもある意味不要にするのではないかと思える程です。

詳しくは追って見て行ければと思います。まずは速報まで・・・

SketchUpPro8 英語版のリビジョンは8.0.3161

デフォルト設定のインストール容量は上記の通りで, メジャーバージョンアップなのでいままでのバージョンとの共存も可能です.