2020/01/29

SketchUp Pro 2020 クイックリファレンスカード

英語サイトのヘルプページに 2020 版 SketchUp と LayOut のクイックリファレンスカードが公開されています・・ その日本語版のダウンロードリンクです・・


SketchUpPro ver.2020 クイックリファレンスカード(日本語版)https://www.sketchup.com/qrc/su/2020/ja/mac

LayOut ver.2020 クイックリファレンスカード(日本語版)


Windows版はこちら・・

SketchUp Pro 2020 リリース!

SketchUpPro 2020 がリリースされました!

Mac 版のリビジョンナンバーは 20.0.362 です
リリースノートはこちら.
アップデートの概要は以下の通りです.

SketchUp

・インストール方法がコピーではなくインストーラ形式に
 Mac 版では, いままではアプリケーションフォルダにコピーしていましたが, インストーラによるインストールに変更となりました.

・[レイヤ] の呼び名が [タグ] に変更
 SketchUp がリリースされて20年, いままで長い間 [レイヤ] と呼ばれていた概念が [タグ] と呼ばれるようになりました. また, デフォルトの [Layer0] は [タグなし] という表記に.

・[オブジェクト] という概念
 [グループ], [コンポーネント], [ダイナミックコンポーネント], [断面平面] を総称して [オブジェクト] と呼ぶようになりました.

・[アウトライン表示] のアップデート
 いままでは [タグ (レイヤ) ] で非表示となっていた [オブジェクト] は [アウトライン表示] には表示されませんでしたが, 今回のアップデートでリストアップされるようになり,  [アウトライン表示] で表示/非表示の切り替えが可能になりました.

・[オブジェクト] の表示/非表示

 [表示] メニューで, [隠しジオメトリ] の表示/非表示とは別に [オブジェクト] の表示/非表示の設定ができるようになりました.
(長いあいだ非表示の [ジオメトリ] のことを [隠しジオメトリ] と呼んでいましたが,  非表示の[オブジェクト] を [非表示オブジェクト] と呼ぶのなら [隠しジオメトリ] も [非表示ジオメトリ] に統一したほうがいいのかななどと個人的にはおもいます.)

・移動時の自動X線表示
 移動時に, [グループ/コンポーネント] が自動でX線表示となり、隠れていた背後のコーナーをグラブして移動可能になりました.
[オブジェクト] の領域の自動X線表示による [コーナー] 選択時に↓キーを押すと, [コーナー] だけでなく領域のエッジの [中点], 領域面の [中心], 領域全体の [中央] に切り替え可能です. (Side Center が英語のまま)

・単位設定での表示精度
 [モデル情報] の [単位] で, [長さ] と [面積] と [体積] について, [単位]だけでなく [表示精度] も個別に設定できるようになりました.

LayOut

・SketchUp モデルの更新
 [SketchUp モデル] のダイアログが機能強化され, LayOut で参照している [SketchUp モデル] を LayOut 側でコントロールして、[SketchUp モデル]を更新/リンク解除できるようになりました

・SketchUp モデル参照のカスタマイズ
 複数のビューポートにまたがる1つのSketchUpモデルがある場合, それらのビューポートの1つだけを別のSketchUpモデルに再リンクできるようになりました.  以前はそのビューポートを削除し, 新しいSKPモデルを挿入し, すべての縮尺設定とビューポートのサイズをリセットする必要がありました.

・環境設定
 上記に伴い, LayOut の [環境設定] で, LayOut 側で SketchUp モデルの編集を可能にするかどうか設定するチェックボックスが [全般] に追加されました.


ダウンロードの LINK


上記リンクから日本語版含め12か国に対応したインストーラがダウンロード可能です. (要ログイン)
いままでは最新版含めて過去3つ目のバージョンまでのダウンロードリンクがリストアップされていましたが, 今回のリリースでは 4つ目にあたる SketchUpPro 2017 および SketchUpMake 2017 のダウンロードリンクも消されずに残されている状況です. 

2020/01/03

Extention Warehouse 2.0

3D Warehouse に続き、 Extention Warehouse もアップデートされ 2.0 となりました。
新しい機能については SketchUp blog にその概要がポストれています。

まずは最上段でキーワードを入力して、プラグインの検索が可能となり、サイト自体のレスポンスが向上しています。
トップページには長年の SketchUp ユーザーにとってはお馴染みの、初めてのユーザーにとってはお勧めの、ほぼ定版とも言えるプラグインへのリンクがラインナップされるようになりました。

その下段には、著名なプラグイン作者のアイコンが並び、それぞれの作者の専用ページへのリンクとなっています。(これは同様なリンクが以前もありましたね・・)

そのさらに下段に、今回から新しくカテゴリー別のリンクボタンが追加されました。
3Dプリント , アニメーション , 建築 , 開発ツール , 描画ツール , 環境解析

カテゴライズされたリストにアクセスできるようになったので、不要なのかもしれませんが、以前は全てのプラグインの一覧にアクセスできていたので、新しいサイトではどこからアクセスするのか?探してみたしたが、直接一覧表示するリンクは見つかりませんでした。
全てのプラグインの一覧にアクセスしたい場合、一つの方法として、最上段の検索キーワードの入力で、何も入力しないでリターンキーを押すと、検索結果として表示されるページに700のプラグインが一覧表示されます。
(その後アップデートされてできなくなってしまった様です;; 2020.02.01)

さらに試行したところ、検索キーワードとして "*" (アスタリスク) 1文字だけ入力してリターンキーを押せば、検索結果として全て(本稿記述時点で742)のプラグインが一覧表示されることが判明しました。(2020.02.09)

全てを表示してから、ページの左のスイッチやカテゴリーを選択して結果を絞りこんで行くということもできるので、個人的にはこの方がいいかなと思いました・・


ちなみにすでにこのスイッチの最上段には、すでに SketchUp2020 の文字が!
(まだ対応プラグインは何も表示されませんでしたが・・)