2013/08/16

SketchUp Pro/Make 2013 MR2 日本語版リリース!

6月のMR1リリースから約2か月、SketchUp Pro/Make 2013 の Maintenance Release 2 がリリースされました。
MR1までは5カ国 (EN, FR, DE, ES, IT) でしたが、今回さらに5カ国 (JA, KO, PT-BR, ZH-CN, ZH-TW) 追加されました。RU と NL は未リリースの様です。

リリースノートはコチラ

SketchUp に関しては MR1までの細かなバグフィックスがなされている様です。
その内容は以下の通り。

以下の問題が修正されました

・一部のマシンで標準ビュー(例えば、トップ、フロント)を使ったシーンを更新する時の、グラフィックカード関連のクラッシュ
・(MAC) 寸法またはテキストを使ったモデルを2次元DWGにエクスポートする時にクラッシュしていた
・(MAC) VCB (Value Control Box) にクリックまたはタブで移動したときに、期待通りに動作していなかった
・(MAC) Mac OS X10.8 で動作しているマシンで、Windows 固有のインストラクターコンテンツが表示されていた
・(WIN) 一部のマシンで[ファイル]メニュー項目を選択するとクラッシュしていた
 このクラッシュは[ファイル]メニュー項目を選択する時に、全てのインポータ、エクスポータをロードすることに起因しており、一部のマシンではFBXエクスポータがクラッシュを引き起こしていたことによる(FBXエクスポート時のクラッシュを回避する方法の提示)
・(WIN) Windows のタスクバーに最小化された状態でSketchUpを閉じた場合、再起動しても フローティング・ルビー・ツールバーが表示されなかった
・RBZファイルの解凍に失敗すると、その時点でSketchUpはクラッシュしていた
・[レイヤー]ダイアログの[名前]欄のヘッダーをクリックしても期待通りにソートされなかった
・[モデル情報]の[ジオロケーション]ダイアログで場所を追加しても更新されなかった
・OSのユーザー名に日本語・中国語が含まれている動作環境で、マテリアルまたはスタイルをクリックした時、ユニコードの構成によってはクラッシュしていた
・OSのユーザー名に日本語・中国語が含まれている動作環境で、ファイルのインポートまたはエクスポートをした時、ユニコードの構成によっては失敗していた
・誤訳、図版の短縮表現、翻訳の不足
・イタリア語版、Windowsビルドでの認証解除時のクラッシュ


Mac版のリビジョンナンバーはそれぞれ、13.0.4811 となりました。
(Win版は 13.0.4812)
MR1まで、英語環境で使用していましたが、アプリケーションフォルダの英語版のフォルダ名を、「SketchUp 2013E」として書き換えてから、日本語版を新たにインストール(フォルダをドラッグ&ドロップ)してみましたが、いままで取込んでいたRubyスクリプトや環境はそのままで、日本語版として起動することができました。

日本語化されたメニューのなかで、ちょっと気になったのは、SketchUp 2013 からの新機能、[Extention Warehouse] の和訳が「延長ギャラリー」となっている事。
ここは英語のままか、せめて「機能拡張ギャラリー」がよいのではないかと・・^-^


あと、SketchUp 8 までは [選択] となっていた、Select Cursor (矢印) の和訳がなぜか、 [表示] となっていました・・ まあ、細かい事ですが・・  (2013.08.20 追記 )