2015/06/12

SketchUp Mac 版と Win 版の違いメモ(1) バックアップと自動保存

[環境設定]-[全般] で、[バックアップファイルを作成する]、[自動保存]をチェックして有効にしている場合・・・

自動保存ファイル名
→すでにどこかにオリジナルを保存している場合、同じ場所に生成され、環境設定で設定した時間ごとに上書きされる
(Mac) Autosave_(ファイル名).skp
(Win) (ファイル名).skp (? 確認中・・)

バックアップファイル
→ファイルを保存した時点で、保存したファイルと同じ場所に生成される
(Mac) (ファイル名)~.skp  (※ファイル名の後ろに '~'がつき、拡張子は skp のまま)
(Win) (ファイル名).skb (バックアップファイルは拡張子が *.skb)

一度も保存していない時の自動保存ファイル名
(Mac) Autosave_無題_(N).skp  (N) は連番数字
(Win) 0.skp (? 確認中・・)

一度も保存していない時の自動保存ファイルの保管場所
(Mac) MacintoshHD/Users/(ユーザ名)/Library/Application Support/SketchUp 2015/Autosave/
(Win) マイドキュメントフォルダ (? 確認中・・)

Mac ではときどき、ユーザー/ライブラリの上記 Autosave フォルダ内をのぞくと、いろいろ昔の 「無題」 の自動保存ファイルがたまっている事があったりします・・
(ユーザ/ライブラリへの移動は OPTION キーを押しながら、[移動]メニューから[ライブラリ]を選択です・・)

Autosave ファイルは、クラッシュしたときにはその直前の設定時間ごとの最後の状態が保存されるファイルで、自分で保存コマンドで無事保存できた場合は、生成されません。(保存完了後に Autosave ファイルは削除されるということです・・) 大きなサイズの場合はデフォルトの5分毎に、Autosave されると、その都度すこしまたされることになってしまいますが、適当な時間で、少なくとも Autosave を有効にしておくほうがよいのかなと・・

Backup ファイルは、ファイルを保存するときに、そのファイルを名前を変えてコピーしておくものです。なので、その後の作業で更新された情報は Backup ではなく Autosave で設定時間毎に保存されるというようにしておかないと、だいぶ逆戻りということになってしまうわけです・・





2015/06/08

SketchUp Version History

SketchUp の誕生から今までのタイムラインをつくってみました・・


Ruby Script が搭載された Ver.5 の頃は、PRO版とFREE版のちがいは Sandbox Tool が付属しているかどうかでした・・ (他にはインポート/エクスポートできるデータ形式が限定されることなどでしたが、Ver.6までは FREE 版でも DXF/DWG はインポートできてました)
モデルを GoogleEarth に配置できる PlugIn を発見してワクワクしていたら、その後Google 傘下となり、PRO 版には LayOut が付属する様になりました・・
Google 時代には 3DWarehouse が始まり、GoogleEarth 上のモデルをつくるために PhotoTexture や NearByModel 、ブラウザで モデリングする GoogleBuildingMaker などさまざまな試みがなされ、そのいくつかは今でも継承されています・・
さまざまが角度から撮影した画像データから3D形状を解析する現状の GoogleEarth の手法が発展した事で SketchUp は Google を卒業、その後Trimble 傘下となって3年・・ IFC の IN/OUT が可能となり、64bit化、そして密かに(?)確実にアップデートしてきている LayOut ・・

はたして次期バージョン 2016 ではどんなアップデートがあるのでしょうか??

(2015.06.12 画像更新 : SketchUp7 で Dynamic Component 搭載)