Showing posts with label Google Map. Show all posts
Showing posts with label Google Map. Show all posts

2017/04/05

Trimble Map / Digital Globe

Add Location (場所を追加) コマンドの変更について、FAQ で予告されていたとおり、今日(2017/4/5) から、いままでの Google の衛星画像とは別に、新に Trimble Map と DigitalGlobe の衛星画像にアクセスできるようになりました。


コマンドを実行すると、右上のレイヤーのアイコンから、ラジオボタンで地図を選択できます。(ただし、選択できるのは最新版の SketchUpPro 2017 のみで、2016 以前のバージョンではこの選択はできません。)
Google のサテライト画像にアクセスできるのは 2017/5/22 まで・・

Trimble Map を選択した時に表示される地図は、OpenStreetMap です

そして Google の衛星画像に変わり、DigitalGlobe の衛星画像が取込可能となりました






2015/12/16

SketchUp8, 2013 でジオロケーションが読み込めない件

以前のエントリでも記述していましたが、SketchUp8, SketchUp2013 でジオロケーション情報が読み込めなくなってしまった件、2015/6/1以降、Googleのサーバが停止したことを受け、下記ページでその状況と対処方法が正式に公開されています。

Understanding the June 1, 2015 changes that affect SketchUp 2013 and SketchUp 8

上記は、El Capitan (OS X 10.11.2) に SketchUp8 (FREE) をインストールして、[場所を追加...]コマンドを実行した結果です。「詳細についてはここをクリックしてください」というところからもリンクしています。

Trimble は2012年に Google から SketchUp を取得しましたが、それまで Google のサーバにアクセスして動いていた [ジオロケーション] - [場所を追加...] コマンドや、[3DWarehouse] - [モデルを取得...] コマンドなどは、経過措置として、Google のサーバへのアクセスを Trimble のサーバにリダイレクトするように Google 側が対応してくれていました。その経過措置が 2015/5/31で終了したことで、2015/6/1以降、SketchUp8, SketchUp2013ではジオロケーション情報が読み込めなくなってしまった状況です。

上記ページでは、もちろん新しいバージョン(2014, 2015, 最新は2016)へのアップデートをするように記述されていますが、アプリケーション本体に記述されている情報の書き換え方法(下記リンク)も、公式に公開されています。

Resolving issues related to June 1, 2015 changes that affect SketchUp Pro 2013 and SketchUp Pro 8

以前のエントリでは、リダイレクトされる前の情報のままでも良かったのですが、2015/6/1以降、リダイレクトされなくなったので、場合によっては、今回の上記リンクで示され、ダウンロード可能となっている [SketchUp.dat] ファイルを直接全て差し替えると良いでしょう。 
ダウンロードリンクは、 SketchUp8 用 SketchUp.dat と、SketchUp2013 用 SketchUp.dat と、内容はそれぞれ別なので、ご注意を・・

SketchUp8 用
http://assets.sketchup.com/files/su8/SketchUp.dat.zip

SketchUp2013 用
http://assets.sketchup.com/files/su13/SketchUp.dat.zip

ちなみに、El Capitan (OS X 10.11.2) にインストールした SketchUp8 (FREE) でも、上記対処をすれば、[場所を追加...] できることが確認できました。










2015/06/08

SketchUp Version History

SketchUp の誕生から今までのタイムラインをつくってみました・・


Ruby Script が搭載された Ver.5 の頃は、PRO版とFREE版のちがいは Sandbox Tool が付属しているかどうかでした・・ (他にはインポート/エクスポートできるデータ形式が限定されることなどでしたが、Ver.6までは FREE 版でも DXF/DWG はインポートできてました)
モデルを GoogleEarth に配置できる PlugIn を発見してワクワクしていたら、その後Google 傘下となり、PRO 版には LayOut が付属する様になりました・・
Google 時代には 3DWarehouse が始まり、GoogleEarth 上のモデルをつくるために PhotoTexture や NearByModel 、ブラウザで モデリングする GoogleBuildingMaker などさまざまな試みがなされ、そのいくつかは今でも継承されています・・
さまざまが角度から撮影した画像データから3D形状を解析する現状の GoogleEarth の手法が発展した事で SketchUp は Google を卒業、その後Trimble 傘下となって3年・・ IFC の IN/OUT が可能となり、64bit化、そして密かに(?)確実にアップデートしてきている LayOut ・・

はたして次期バージョン 2016 ではどんなアップデートがあるのでしょうか??

(2015.06.12 画像更新 : SketchUp7 で Dynamic Component 搭載)

2013/11/24

ジオロケーションが読み込めない!? 対処方法はコチラ・・

先日たまたま SketchUp と GoogleEarth の連携についてデモする機会があったのですが、いつものように「ファイル」メニューの「ジオロケーション」から「場所を追加」を選択して、GoogleMap から検索した範囲を選択して、航空写真/地形情報を取込もうとしたのですが・・・

「グラブ」ボタンを押しても、切り取ったマップは表示されるのですが、SketchUp 上に取込まれませんでした。仕方なくすでにGoogleEarthに書き出していたKMZファイルでその続きはデモしたのですが・・・

最近いろいろなプラグインをインストールしまくっていたので、なにかコンフリクトが起きてしまっているのかな?と原因追求に頭を悩ませていたのですが、ようやく今日その対処方法をみつけることができ、原因が判明しました!! (Pluginのコンフリクトではありませんでした。)

リソースはコチラ
※1ページ目の一番上のTommyさんの投稿です(ページ切り替えは最下部右)
※上記フォーラムは閉鎖されました・・

どうやら11/19以降、Google が Google Map API ver.2 のサポートを止めて ver.3 nに移行した事が原因の様です。 SketchUp 2013 および SketchUp 8 は、この Google Map API ver.2 を利用して、「場所を追加 (Add Location) 」以外にも、「レポートを生成 (Generate Report)」「写真テクスチャ (Photo Texture)」機能を実現していました。
(SketchUp 7  では、Google Earth を別に起動して、そこで表示されている状況をキャプチャするという方法で、これは今でも問題なく動いています。)

対処方法ですが、上記の英文に書かれている通りですが、テキストエディタで "SketchUp.dat" というテキストファイルを編集する必要があります。そのファイルが置かれている場所は、以下の通り、SketchUp 2013 と SketchUp 8 で違うので、注意が必要です。

SketchUp 8 の場合:
Macintosh HD / ライブラリ / Application Support / Google SketchUp 8 / SketchUp / SketchUp.dat

SketchUp 2013 の場合:
Macintosh HD / アプリケーション / SketchUp 2013/ SketchUp / Contents / Resources / Content / SketchUp.dat
(アプリケーションフォルダ内のSketchUp2013 を右クリックして「パッケージの内容を表示」することでアクセスできます。)

SketchUp.dat を見つけたら、右クリックで「テキストエディット」などのアプリを指定して開きます。

編集する場所は、テキストファイルの一番下のブロックです。SketchUpが起動していないことを確認してから編集して下さい。

[ModelHere]
MODEL_HERE_DIALOG={WAREHOUSE_SERVER}/3dwarehouse/skpaddlocation?hl={GWS_CULTURE}
TERRAIN_SERVER=http://maps.google.com
TERRAIN_MAX_POINTS=2500

と書かれているブロックのうち、「MODEL_HERE_DIALOG=」より後ろを以下のように書き換えます。(間違えのないようにコピー&ペーストするとよいと思います。)

[ModelHere]
MODEL_HERE_DIALOG=http://help.sketchup.com/sites/help.sketchup.com/files/product/addlocation.html?hl={GWS_CULTURE}
TERRAIN_SERVER=http://maps.google.com
TERRAIN_MAX_POINTS=2500

※2014/04/07 追記!!
※URLが下記に変更になった様です(おそらく ver.2014 リリースから?)
※参照していたリソースも書き換えられた様ですが、上記のままでも下記にリダイレクトされる様です

[ModelHere]
MODEL_HERE_DIALOG=http://3dwarehouse.sketchup.com/addlocation.html?hl={GWS_CULTURE}
TERRAIN_SERVER=http://maps.google.com
TERRAIN_MAX_POINTS=2500

編集が終わったら保存して、作業は完了です。
これで SketchUp を起動して、「場所を追加」すれば、今まで通り、2つのレイヤに地形情報が取込まれます。


このテキストデータは、本来ユーザーが編集するものではないため、再インストール時には上書きされてしまいます。もっとも、次期メンテナンスリリースでは、あらかじめ対処されていることとは思いますが・・ それまで待てないという方は、自己責任にてお願いします。


※2016/05/09 追記!!
「SketchUp 8, 2013 でジオロケーションが読み込めない件」にて記述していますが、2015/05/31 Google の SketchUp 関係のサーバが停止しました。

上記で記述している SketchUp.dat について、自分で書き換えなくても、SketchUp Help Center の下記アーティクルから、ダウンロード可能です。