2018/04/10 SketchUp Shop がリリースされました・・
ブラウザ上で動く SketchUp は SketchUp Free, SketchUp for School につづき3つ目となりました。
(SketchUp for School は 初等教育・中等教育プログラムの生徒と教師のみ利用できるもので、Google の G suites for Education のアカウントが必要です)
SketchUp Shop は基本的には SketchUp Free の機能強化バージョンで、これらの機能を使うためにはサブスクリプション費用($119/年)がかかると考えるとわかりやすいかもしれません。
強化された機能(というよりは、アプリケーション版に近づいた機能?)は、 ヘルプページにまとめられています。
主なところでは、FREE版では インポート/エクスポートできる 3D ファイル形式が STL 形式のみだったところが、SHOP版ではそれぞれ PRO版と同等となったこと、ソリッド系コマンドが PRO版と同等となったこと、アウトライナがついたこと、マテリアルの編集が可能となったことなどです。
また、特筆すべき事項としては、クラウドサービスの Trimble Connect のストレージ容量が、 FREE 版では 10GB までだったところが、容量無制限となることです。
ある意味ではサブスクリプション費用はこの容量無制限のクラウドストレージの費用ともいえるかもしれません・・・
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2018/04/16
2016/09/14
Trimble Connect のアップデート
先日、3DWAREHOUSE のモデルビューアが my.SketchUp に切り替わりましたが、 Trimble Connect からも直接、同様のビューアでモデルを開くことができるようになりました。
ビューアの右上に Open: SketchUp というボタンが追加され、クリックすると
3DWAREHOUSE のビューアと同じインターフェースに限定された my.SketchUp (ビューア) にデータが転送されて開きます。ビューアなのでデータの編集はできません。
画面右にはコマンドメニューがあり、シーン選択、回転、パン、ズーム、画面にフィット
が可能です。
あらかじめ SketchUp で設定されたシーンはサムネール表示されるのでわかりやすく、画面右下のアイコンで
フル画面表示すると、プレゼンテーションにも利用できそうです。
ビューアの右上に Open: SketchUp というボタンが追加され、クリックすると
3DWAREHOUSE のビューアと同じインターフェースに限定された my.SketchUp (ビューア) にデータが転送されて開きます。ビューアなのでデータの編集はできません。
画面右にはコマンドメニューがあり、シーン選択、回転、パン、ズーム、画面にフィット
が可能です。
あらかじめ SketchUp で設定されたシーンはサムネール表示されるのでわかりやすく、画面右下のアイコンで
フル画面表示すると、プレゼンテーションにも利用できそうです。
2016/06/14
my.SketchUp.com beta リリース!
2016/06/13-15 3DBASECAMP 2016 の初日の KEYNOTE で WEB ベースの SketchUp ( my.sketchup.com ) のβ版の発表があり、同時刻にリリースされました!
現在、β版で招待制の公開となっています。上記URLのトップページから 'Request Invite' ボタンをクリックして、メールアドレス、名前を入力して、招待メールが届くのを待ちます。
後述しますが、my.SketchUp は Trimble Connect と連携するので、既に SketchUp で Trimble Conenct のアカウント登録をしている場合は、同じメールアドレスで招待を受けるとよいと思います。
今回、3DBASWCAMP2016 の参加者には KEYNOTE での発表と同時に、招待メールが届きました。 Trimble Connect と同じアカウントで申し込んでいたので、同じアドレス宛に招待が届き、アクセスするとTrimble Connect にアップロードしていたプロジェクトファイル (*.skp) を確認でき、スムースにデータを開くことができました。
my.SketchUp.com の詳細については、 http://help.sketchup.com/en/mysketchup に詳しく記述されています。概要は以下の通りです。
・SketchUpPRO/Make が起動できるマシン
・Win/Mac だけではなく Linux もサポート
・WebGL に対応したモダンブラウザ
・グラフィックカードとシステムメモリ
アプリケーション版 SketchUp との違い
・Web で Sign in が必要 (Google Account または Trimble ID)
・拡張機能(plugins)は非対応 (現在は非対応と書かれているので将来は?)
・あらかじめ設定された Style を多数採用しているが、現在は Style の編集は不可
・コンポーネントの作成は幾つかの機能が開発中で未対応
・ブラウザ上で動くのでいくつかのショートカットがブラウザとバッティングするため変更されている。(将来的にショートカットのカスタマイズをできるようにする?)
・インターフェースとメニューアイテムの変更
すでに iOS/Android 版 mobile viewer もあり(こちらも最新アップデート V.3 がリリース) Trimble Connect にアップロードしたデータをブラウザで確認することもできていました。今回のリリースで WEB ブラウザでのモデルの編集も可能となったわけです。
ジオロケーションの読み込みは試したところ画像データは取り込めましたが地形のメッシュはうまく読み込めませんでしたが、対応できるようになるのではないかと思います。
※ SketchUp 公式フォーラムにて問い合わせたところ John Bacus 氏より、回答がありました。my.SketchUp.com には、Google 3D terrain data API へのアクセスを持たないため、地形のメッシュは取り込めないとのことです。(2016/06/15 追記)
2016/05/04
消えた「GoogleEarth でモデルをプレビュー」コマンド
SketchUp のタイムラインの中で、Ver.5 で搭載された RubyScript と GoogleEarth との連携は一つの大きな転機でした・・
その後2006年に SketchUp は Google 傘下となり GoogleEarth のモデラとして、FREE 版も大きく公開されてその知名度も飛躍的に上がりました・・
(実は Ver.5 では PRO版にだけ付属していた Snadbox Tools も FREE版で公開してしまい、PRO版にはLayOutとStyleBuilderがつきました。)
2005 SketchUp 5.0 : RubyScript, GoogleEarth Plugin, SandboxTools
2006 SketchUp 6.0 : Google SketcUp, LayOut1(beta), StyleBuilder(beta), 3DWH
2007 SketchUp 7.0 : LayOut2, Dynamic Component, Allow DWG/DXF Import
2009 SketchUp 7.1 : PhotoTexture, Near by Model, Google Building Maker
2010 SketchUp 8.0 : LayOut3, SU 6.4M6, SU7.1M2
2013 SketchUp 2013 : Trimble SketchUp
2014 SketchUp 2014 : IFC import, GehryTechnology (GTeam) を買収
2015 SketchUp 2015 : IFC export
2016 SketchUp 2016 : TrimbleConnect 標準対応
Google からTrimble に移ってから、アクセスを Trimble のサーバーへリダイレクトするために稼働していた Google のサーバーが、2015年5月31日に完全停止しました。
そして、2015年11月にリリースされた SketchUp 2016 では、それまで [Google] パレットにあった [GoogleEarth でモデルをプレビュー] コマンドが、 [Location(場所)] パレットとなり、削除されました。(削除されても、*.kmz ファイルとして書き出すことは可能なので、いったん *.kmz ファイルとして保存してから、 GoogleEarth で開き、モデルをプレビューすることは可能です。)
その後2006年に SketchUp は Google 傘下となり GoogleEarth のモデラとして、FREE 版も大きく公開されてその知名度も飛躍的に上がりました・・
(実は Ver.5 では PRO版にだけ付属していた Snadbox Tools も FREE版で公開してしまい、PRO版にはLayOutとStyleBuilderがつきました。)
2005 SketchUp 5.0 : RubyScript, GoogleEarth Plugin, SandboxTools
2006 SketchUp 6.0 : Google SketcUp, LayOut1(beta), StyleBuilder(beta), 3DWH
2007 SketchUp 7.0 : LayOut2, Dynamic Component, Allow DWG/DXF Import
2009 SketchUp 7.1 : PhotoTexture, Near by Model, Google Building Maker
2010 SketchUp 8.0 : LayOut3, SU 6.4M6, SU7.1M2
2013 SketchUp 2013 : Trimble SketchUp
2014 SketchUp 2014 : IFC import, GehryTechnology (GTeam) を買収
2015 SketchUp 2015 : IFC export
2016 SketchUp 2016 : TrimbleConnect 標準対応
Google からTrimble に移ってから、アクセスを Trimble のサーバーへリダイレクトするために稼働していた Google のサーバーが、2015年5月31日に完全停止しました。
そして、2015年11月にリリースされた SketchUp 2016 では、それまで [Google] パレットにあった [GoogleEarth でモデルをプレビュー] コマンドが、 [Location(場所)] パレットとなり、削除されました。(削除されても、*.kmz ファイルとして書き出すことは可能なので、いったん *.kmz ファイルとして保存してから、 GoogleEarth で開き、モデルをプレビューすることは可能です。)
2016からは、それまで ExtentionWarehouse からインストールすることで対応していた [Trimble Connect] が、標準で組み込まれたこともあり、およそ3年の経過期間をへて、これで Trimble SketchUp としてさらに新たな方向に向かっていくのではないかと思う次第です・・
PS.
この、[Location]パレット、3つだからなのか、いままでみたいに田の字にならず、なぜか水平方向にしかならんでくれないため、いままで配置していた場所で、ワークスペースにはみ出してしまう状況・・ なんとかならないかなぁ・・・ DynamicComponent のパレットは3つでも縦並びになってるからできるはずなのだけど・・・ パレットの角が丸いので何か扱いがちがうのだろうか・・・
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