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2022/02/25

SketchUp Pro 2022.0.1 リリース!

2022/02/24 (日本では02/25未明) SketchUp Pro 2022.0.1 がリリースされました!

恒例の(?)新バージョンリリース直後のマイナーアップデート/バグフィックスです.

Mac 版のリビジョンナンバーは 2022.0.353 となりました. 

リリース直後なので現時点で前バージョンを起動しても新バージョンのアナウンスがされませんが,いつものダウンロードリンクから新バージョンのダウンロードが可能です. 同時にビューアもアップデートされています.

リリースノートはコチラ・・

以下,Google翻訳です・・

SketchUpリリースノート

・特定の方法で破損したドキュメントがSketchUpをクラッシュするのを防ぎました

・円弧のセグメントを増減するには、毎回修飾キーを押す必要がある問題を修正

・既存のエッジの近くに曲線を描画するときのフリーハンドツールの改善

・フリーハンドツールで描画された領域の閉じ方を改善

・平行投影と標準のカメラビューでIntelGPUを使用すると、内部エッジが常に表示されない問題を修正

・平行投影で位置カメラツールを使用するときにクリッピングを許可するように変更

・オープンソースクレジットに更新を適用

・定義が属するモデルに指定された名前がすでに存在する場合に一意の名前が自動的に生成されるように、SUComponentDefinitionSetNameを修正

・(Win)拡張ウィンドウへのキーボード入力がショートカットをアクティブにする問題を修正

・(Win)アウトライナーがアクティブウィンドウのときにキーボードショートカットが機能しない問題を修正

・(Win)コンポーネントブラウザを介したコンポーネントの削除とリロードに関する問題を修正

・(Win)インストーラーが C:\ProgramData フォルダーのアクセス許可を変更してシステム上のすべてのユーザーがフォルダー全体にフルアクセスできるようにする問題を修正

・(Win)SketchUpのインストールには、ARM64プロセッサに必要なVisual C ++再頒布可能パッケージが含まれるように更新

・(Mac)タグの名前列のサイズが変更されない問題を修正

LayOutリリースノート

・SketchUpシーンで[軸の位置]がオフになっている場合に、定型句でエラーが表示される問題を修正

・スクラップブックからオートテキストタグを入力するとき、または新しいカスタムオートテキストタグを作成するときにLayOutがクラッシュする問題を修正

・(Win)PageCountAuto-TextタグにEndPageパラメーターがない問題を修正

・(Mac)[ウィンドウ]-> [パネルの配置]を使用すると発生するクラッシュを修正

SketchUpAPIリリースノート

・入力フォーカスがInputBox内にあるときに、#onKeyDownイベントと#onKeyUpイベントが一貫してRubyツールに送信されていなかったバグを修正

2022/02/05

SketchUp Pro 2022.0 リリース!

 2022.01.25 (日本では 2022.01.26 未明) SketchUp Pro 2022.0 がリリースされました! Mac 版リビジョンナンバーは 2022.0.315 です.


今回のリリースで Mac 版は公式に Apple Silicon(M1)ネイティブ対応となりました!
実行形式はいわゆるユニバーサル・バイナリなので Intel Mac でも実行可能です.

公式に対応する macOS のバージョンは, いつものとおり最新から3つ, macOS 12 (Monterey), macOS 11 (BigSur), macOS 10.15(Catalina) となり, macOS 10.14 (Mojave) は対象からはずれました...

新機能に関してはリリースノートおよび公開された blog に詳しく記述されています.
(それぞれ Google翻訳ページはコチラ リリースノート SketchUp Blog )






2021/09/15

SketchUp Pro 2021.1.2 リリース

 2021.09.14 (日本では 09.15 未明) アップデート版がリリースされました

前回 2021.1 および 2021.1.1 のアップデートでは SketchUp の基本コマンドと修飾キーに関する見直しがされましたが, 今回 2021.1.2 のアップデートでは前回のアップデートに対するユーザーからのフィードバックを考慮した見直しと機能追加, いくつかのバグフィックスが反映されたものとなっています.

Mac 版のリビジョンナンバーは 2021.1.331 となりました.

リリースノートはこちら・・

前回のアップデートでは修飾キー (Mac の場合 [option] ) がトグルスイッチとなり [移動] コマンドで修飾キーを押すと [複製] した直後もそのまま [複製] モードのままとなっていましたが, この動作に関してはユーザーからのフィードバックが多くあったようで, 今回のアップデートでは元にもどり [複製] が終わると [複製] モードは解除されるようになりました.

この仕様はこれはこれで1つのオブジェクトを直線上に配列複製するのではなく, 例えばいろいろな位置にランダムにクリックしながら(あるいはVCBから長さや相対座標を入力して)配置できるので機能追加でもあったわけですが, SketchUp がリリースされて20年, 使い慣れてきている [移動] コマンドの [複製] モードの仕様変更には多くのユーザーからのフィードバックがあり, 元に戻す判断となったのではないかと思います.

その代わりに今回のアップデートでは [移動] コマンドに新たな機能が追加されました.
[移動] コマンドを選択してから修飾キーを2回押すと, カーソルが変化して [スタンプ] モードとなります.
オブジェクトを事前選択していた場合は [スタンプ] モードにしてからオブジェクトの配置
の基準となる点をクリックし, マウスカーソルを移動して配置したいところでクリックするとスタンプを押すように連続して複製配置できます. 
[スタンプ] モードにしてからオブジェクトを選択することも可能で, その場合はいきなりそのオブジェクトの配置基準をクリックすることとなります.
[移動] コマンドでオブジェクトを少しでも [移動] してしまうと修飾キーは [複製] モードの切り替えとなるので, [スタンプ] モードに切り替えできません.
現時点では [スタンプ] モードではVCBから移動長さの数値入力 (あるいは相対座標入力) はできない様ですが, 将来のアップデートで対応できるようになればいいなと思います.

そのほか, 細かいところでは [スケール] ツールの中心を基準としたスケーリングをするときの修飾キーが, 前回アップデートではトグルスイッチとなったので押しっぱなしにする必要がなくなりましたが, 今回アップデートで従来通り修飾キーを押しっぱなしにしても動作するようになりました.

特筆すべきバグフィックスとしては WIN 版でオブジェクトを右クリックした時にコンテクストメニューがグレー表示となって選択できないというバグが今回のリリースで修正されました.

その他は以下のとおりです・・

・非常に大きなモデルがサイレントに保存に失敗する問題を修正, データの損失を防ぐためにエラーが表示される, これらのまれな障害の恒久的な修正は、今後のリリースに含まれる予定
・Big Sur OSを搭載したMacでモデルを開くときにアイコンの間隔が適切でない問題を修正
・ライブコンポーネントのインフラストラクチャを更新, ライブコンポーネントの動作は現在変更されていないが, 近い将来これらの変更によりライブコンポーネントの読み込み時間とコンポーネント間の使用の流動性を向上させることができる.








2021/07/02

SketchUp Pro 2021.1.1 リリース

2021.06.29 (日本では 06.30 未明) 前回同様リリース後のマイナーアップデート版がリリースされました・・ いくつかのバグフィックスに関するリリースノートはこちら

Mac 版のリビジョンナンバーは 2021.1.298 となりました

SketchUp Viewer も同時にアップデートされています・・
ところで SketchUp Pro 2021 リリース時には, いつもは同時にアップデートされていたQuick Reference Card が 2020 のままアップデートされていませんでしたが, 2021.1 のリリースで, 基本コマンド関係が見直され, これを機に Quick Reference Card も更新されています. 現状英語版のみですが, ダウンロードページリンクが追加されています.

















2021/06/09

SketchUp Pro 2021.1 リリース!

SketchUp Pro 2021.1 がリリースされました!

今回のアップデートは SketchUp の基本機能を体系的に深化する方向性とでも言うべきアップデートとなりました・・

Mac 版のリビジョンナンバーは 2021.1.278 です

以下、アップデートの概要です・・
リリースノートはこちら・・

・モディファイア(修飾)キーの切替(ON/OFF)について
SketchUp のコマンドはモディファイアキー (Mac の場合 command, option 等) によって
さまざまな動作をしますが, 今回のアップデートで切替方法が全般的に見直されました.
今回のリリースで, コマンド毎に修飾キーの状態 (ONなのかOFFなのか) が保存される様になりました. (一部例外あり)


・推論機能の事前設定 (Pre-Lock Inferences)
矢印キーによるロック機能を, 実行前にあらかじめ設定できるコマンドが増えました.
これは [長方形], [円], [ポリゴン], [回転] コマンドではすでに事前設定できていましたが, 
今回のアップデートで [線], [テープメジャー], [移動] コマンドにも適用されたものです.
(円弧系コマンドは対象外)

リリースノートでは各コマンド毎にそれぞれ可能となったことなどが記述されています.

その中で目を引いたのは以前紹介していた [消しゴム] コマンドですが, 機能に応じてカーソルが変化するようになりました.
・ステータスバーに表示されるインストラクションメッセージのアップデート
・面を描いた時, おもて面が上に
・ポリゴンメッシュのパフォーマンスの向上
・機能拡張メニューが常時表示され, [Extention Warehouse], [機能拡張マネージャ]が機能拡張メニューに移動
・LiveComponent が単位設定に連動
・IFC4 サポート
・Win 版 SketchUp/LayOut の PDF ライブラリがアップグレード
・LayOut の縮尺設定を直接入力可能に




2021/01/14

SketchUp Pro 2021.0.1 リリース!

 2021.01.11 SketchUp Pro 2021.0.1 がリリースされました・・

リリースノートによると、いくつかのバグがフィックスされた様です・・

Mac 版のリビジョンナンバーは 2021.0.392 です

リリース間もないので集中を避けるためなのかもしれませんが, 自動的にアップデートの案内が表示されない場合は、[SketchUp] メニューから [アップデートをチェック]すると, 以下のダイアログが表示されてアップデートできます.







2020/11/18

SketchUp Pro 2021.0 リリース!

SketchUp Pro 2021.0 がリリースされました!

Mac 版のリビジョンナンバーは 2021.0.338 です.

SketchUp ver.1 が2000年8月にリリースされてから20周年, 今回は新たな節目となるようです.





以下新しい事項の概要です. リリースノートはコチラ.

・新たなロゴアイコン

一連のアプリケーションアイコンが一新, Trimble カラーに統一されました.


SketchUp

LayOut

StyleBuilder



関連するコマンドアイコン等も一新されたました.




・タグフォルダ

タグフォルダでタグを階層化することが可能となりました. タグフォルダ単位で表示/非表示の設定も可能です.

・タグのフィルタリング

タグをキーワードで検索(フィルタリング)できるようになりました


・Live Component の設定

先に3DWHに公開された LiveComponent はブラウザ上でパラメータを設定して形状変形してダウンロード後はパラメータの設定はできませんでしたが, 2021 では LiveComponent をダブルクリックするとパラメータを設定するウィンドウが開き、設定状況を変更できるようになりました.


・PreDesign

SketchUp Studio サブスクリプションには Sefaira という WEBアプリと連携した環境解析プラグインがありますが,  SketchUp Pro サブスクリプションでも PreDesign という新たな WEBアプリが利用できるようになりました。

ファイルメニューから 「PreDesign を開始」を選択すると, ジオロケーション情報(緯度・経度)から、建築設計等する上で抑えておくべきさまざまな環境情報にアクセスできます.



・.SKPファイルフォーマットの再構築

今回 SKP ファイルの内部データフォーマットが大幅に改善されました. 

今まで作成していたデータを 2021 で開いてそのまま保存すると, データによっては差があるとは思いますが, ファイルサイズが大幅に減少します.

さらに, 今回からモデル情報からバージョンナンバーが削除されたので, 今後のアップデートではバージョンの違いはなくなるのかもしれません.(2021 でも 2022 以降のデータが読める?)



・ダイレクトダウンロードによるアップデート

今まではファイルメニューから「アップデートをチェック」した場合、新たなアップデートがあるかどうかわかるだけでしたが, 2021からはそのままダイアログからアップデートをダウンロードできるようになりました. また, ファイルメニューから「アップデートをチェック」しなくても, SketchUp 起動時に自動的にチェックするようになり, アップデートがある場合はダイアログが表示されます.


・対応OSの変更

Windows10

macOS BigSur(11), Catalina(10.15), Mojave(1014)


その他の項目はおよそ下記のとおりです. 詳細はリリースノートを確認してみてください・・


・Mac版 LayOut でのトラックパッド対応

・LayOut のタグフォルダ対応

・モデルのエラーチェック

・テープメジャーツールのバグフィックス

・レポート生成のアップデート

・モデル情報から, バージョン情報が削除

・Ruby のバージョンが 2.5.5 から 2.7.1 にアップグレード


2020/08/11

SketchUp Pro 2020.2 リリース!

SketchUp Pro 2020.2 がリリースされました!

Mac 版のリビジョンナンバーは 2020.2.171 です.



Mac 版のインストーラですが、2020.0 から 2020.1 までは Win版と同様に実行形式のインストーラとなっていましたが, 今回のリビジョンアップでまたもとの *.dmg 形式に戻りました. (Win 版は変更なし)
インストーラを実行する場合は, どの言語をインストールするか選択する必要がありましたが Mac 版はその必要がなくなり, 今回のリリースからはサポートされる全ての言語(英語の他に12か国)のリソースファイルが入ったままとなり, macOS の [システム環境設定] > [言語と地域] で最優先する言語を変更するか,個別にアプリケーションを選択してどの言語で起動するか指定して切り替えることができるようになりました。

SketchUp Pro 2020.2 の新機能については公開されたリリースノートに記述されています.

・統合エッジ (Weld Edge)

今までプラグインで実現されていましたが, 標準機能としてエッジの統合 (Weld) ができるようになりました. 
SketchUp のエンティティのうち閉じていない線形要素には, [エッジ (Edge) ], [円弧 (Arc)], [ポリゴン (Polygon)], [曲線 (Curve)] がありますが, これらの要素を端点で接続させてもそれぞれの要素は独立しています. 今回のリリースではこれらの接続された複数のエンティティをまとめて選択してコンテクストメニュー(右クリック) または[編集]メニュー>[(N)個のエッジ] から [統合エッジ]コマンドで1つの曲線(Curve) エンティティに統合できるようになりました. 

アップデートされたヘルプページも参照してください.

単に1本だけのエッジも [エッジを統合] 可能で [曲線] エンティティに変換されます.
直線状に並んだ2本の [エッジを統合] した場合, 接続部分の中間点がなくなるわけではなく, 2つのセグメントで構成された [曲線] となります. 
[曲線]エンティティとなるので, [面] を構成して Push/Pull した場合, 立ち上がった部分は [サーフェス] となり [ソフトニング/スムージング] されます.

・[線] ツールの推定機能の ON/OFF

今まで [線] ツールでは自動的に座標軸や任意の角度のエッジに対して推定機能が働いていましたが, この機能の ON/OFF を Command(Mac)/Alt(Win) キーで切り替えできるようになりました. 切り替えは単に ON/OFF ということではなく, 以下の3つの状態を切り替えるものとなります.

(1) 全ての線形推論を OFF (赤, 緑, 青, マゼンダ)
(2) マゼンダ(平行/垂直) のみ ON
(3) 全ての線形推論を ON  (赤, 緑, 青, マゼンダ) ※デフォルト

アップデートされたヘルプページに詳細が記述されています.

軸に対してほんの少し角度がついた線を引きたい時, いままでは推定機能が働いてしまいなかなか思うように引けなかった状態がありましたが, 今回のアップデートで推定機能を OFF にすることで解決できるようになりました.


・LayOut で破線のスタイルの上書き

今まで [タグ] で設定されていた破線のスタイルは LayOut 側ではその太さと破線のピッチの倍率指定しかできませんでした. 今回のアップデートでは SketchUp 側の [タグ] での設定とは別に LayOut 側で, 破線の種類, 線の色, 破線のピッチ(倍率), 線の幅(太さ)を個別に指定できるようになりました. いつでも SketchUp 側の [タグ] で設定されていた状態にリセットも可能です. 

詳細についてはアップデートされたヘルプページを参照してください.

・LayOut の選択と変形の改善

今までは LayOut に取り込まれた SketchUp モデルやイメージデータを移動・変形(拡大/縮小)する場合その状態がリアルタイムに描画されていましたが, 今回のアップデートからリアルタイム描画はされず, 選択した青い枠のみが移動・変形(拡大/縮小)され, 確定後に結果が描画されるようになりました.

アップデートされたヘルプページも参照してください.







2020/05/01

SketchUp Pro 2020.1 リリース!

SketchUpPro 2020.1 がリリースされました!
Mac 版のリビジョンナンバーは 20.1.228 です.

Mac 版は前回 2020.0 では dmg 形式でしたが, 今回のリリースでは zip 形式で圧縮ファイルとなり, 解凍してからインストーラを実行するようになりました.

Install SketchUp Pro 2020-1.app


最新版のインストーラはいつものリンク ( https://www.sketchup.com/download/all )からダウンロード可能です.
ダウンロードページは各言語別となっていますが, 2020.1 に関しては言語ファイルはオンラインでインストール中にサーバーからダウンロードする形式となったため、どの言語のリンクを押しても同じファイル ( SketchUpPro-2020-1.zip ) がダウンロードされます.

オフライン版のインストーラは, 前回同様インストーラに関するヘルプページ ( https://help.sketchup.com/en/downloading-sketchup ) の下記リンクからダウンロード可能です.

今回のアップデートは 2020 でのアップデートに対するユーザーの声を踏まえたさらなるアップデートで, メジャーアップデートではありませんが SketchUp の基本機能はそのままに機能を深化してゆくような方向性とでもいうべきアップデートとなっています.

新機能に関するリリースノートはコチラのリンクから・・

SketchUp blog でも紹介されています.







2020/02/01

SketchUp Pro 2020 新しくなったインストーラ

SketchUpPro のインストーラは 2019 までは各国語別にそれぞれ用意されていましたが, 2020 ではインストーラ本体は1つにまとめられました.

公式ダウンロードサイト ( https://www.sketchup.com/download/all ) では, 2020 から数えて過去4つ目のバージョン 2017(Pro) および 2017(Make) までのリンクが各国語別に掲載されていますが, 2020 の場合はどの国のリンクをクリックしても同じインストーラがダウンロードされます. 以下の様にファイル名にはリビジョンナンバーが記述されるようになりました.

(MAC) SketchUpPro-2020-0-362-132.dmg  file size : 511,870,679 bytes

(WIN) SketchUpPro-2020-0-363-132.exe  file size : 209,925,064 byres

実はこの新しいインストーラは, 実行時にインターネット接続が必要です.
接続されていない場合は以下のようなダイアログが表示され, インストールに失敗します.
これは英語版をインストールした後に, 指定した言語のリソースをインターネット経由でダウンロードしてインストールする形式となっているためです.
この状況でもアプリケーションフォルダには SketchUp 2020 というフォルダの中に SketchUpPro, LayOut, StyleBuilder はインストールされますが, これらは全て英語版です.
インストールに失敗したと表示されますが, これは指定した言語のリソースの組込に失敗しただけで, 英語版としては実行可能です. (英語版も共存させたい場合はフォルダ名を SketchUp 2020_EN などとしておけば, 上書きされずに共存も可能です.)

今回のリリースで, 英語サイトのヘルプページ  (https://help.sketchup.com/en) も 2020 に対応して大幅にアップデートされました.
その中の SketchUp 2020 のインストーラのダウンロードに関するページ  (https://help.sketchup.com/en/downloading-sketchup) では, インターネット接続ができない環境でのインストーラの記述があり, オフライン版のインストーラのダウンロードリンクも公開されています.

(MAC) SketchUpProFull-2020-0-362-132.dmg  File Size : 1,080,178,071 bytes

(WIN) SketchUpProFull-2020-0-363-132.exe  File Size : 545,962,424 bytes

オフライン版には14か国分の言語のリソースが入っているためなのかどうか MAC 版のファイルサイズはなぜか 1GB になっています.


2020/01/29

SketchUp Pro 2020 クイックリファレンスカード

英語サイトのヘルプページに 2020 版 SketchUp と LayOut のクイックリファレンスカードが公開されています・・ その日本語版のダウンロードリンクです・・


SketchUpPro ver.2020 クイックリファレンスカード(日本語版)https://www.sketchup.com/qrc/su/2020/ja/mac

LayOut ver.2020 クイックリファレンスカード(日本語版)


Windows版はこちら・・

SketchUp Pro 2020 リリース!

SketchUpPro 2020 がリリースされました!

Mac 版のリビジョンナンバーは 20.0.362 です
リリースノートはこちら.
アップデートの概要は以下の通りです.

SketchUp

・インストール方法がコピーではなくインストーラ形式に
 Mac 版では, いままではアプリケーションフォルダにコピーしていましたが, インストーラによるインストールに変更となりました.

・[レイヤ] の呼び名が [タグ] に変更
 SketchUp がリリースされて20年, いままで長い間 [レイヤ] と呼ばれていた概念が [タグ] と呼ばれるようになりました. また, デフォルトの [Layer0] は [タグなし] という表記に.

・[オブジェクト] という概念
 [グループ], [コンポーネント], [ダイナミックコンポーネント], [断面平面] を総称して [オブジェクト] と呼ぶようになりました.

・[アウトライン表示] のアップデート
 いままでは [タグ (レイヤ) ] で非表示となっていた [オブジェクト] は [アウトライン表示] には表示されませんでしたが, 今回のアップデートでリストアップされるようになり,  [アウトライン表示] で表示/非表示の切り替えが可能になりました.

・[オブジェクト] の表示/非表示

 [表示] メニューで, [隠しジオメトリ] の表示/非表示とは別に [オブジェクト] の表示/非表示の設定ができるようになりました.
(長いあいだ非表示の [ジオメトリ] のことを [隠しジオメトリ] と呼んでいましたが,  非表示の[オブジェクト] を [非表示オブジェクト] と呼ぶのなら [隠しジオメトリ] も [非表示ジオメトリ] に統一したほうがいいのかななどと個人的にはおもいます.)

・移動時の自動X線表示
 移動時に, [グループ/コンポーネント] が自動でX線表示となり、隠れていた背後のコーナーをグラブして移動可能になりました.
[オブジェクト] の領域の自動X線表示による [コーナー] 選択時に↓キーを押すと, [コーナー] だけでなく領域のエッジの [中点], 領域面の [中心], 領域全体の [中央] に切り替え可能です. (Side Center が英語のまま)

・単位設定での表示精度
 [モデル情報] の [単位] で, [長さ] と [面積] と [体積] について, [単位]だけでなく [表示精度] も個別に設定できるようになりました.

LayOut

・SketchUp モデルの更新
 [SketchUp モデル] のダイアログが機能強化され, LayOut で参照している [SketchUp モデル] を LayOut 側でコントロールして、[SketchUp モデル]を更新/リンク解除できるようになりました

・SketchUp モデル参照のカスタマイズ
 複数のビューポートにまたがる1つのSketchUpモデルがある場合, それらのビューポートの1つだけを別のSketchUpモデルに再リンクできるようになりました.  以前はそのビューポートを削除し, 新しいSKPモデルを挿入し, すべての縮尺設定とビューポートのサイズをリセットする必要がありました.

・環境設定
 上記に伴い, LayOut の [環境設定] で, LayOut 側で SketchUp モデルの編集を可能にするかどうか設定するチェックボックスが [全般] に追加されました.


ダウンロードの LINK


上記リンクから日本語版含め12か国に対応したインストーラがダウンロード可能です. (要ログイン)
いままでは最新版含めて過去3つ目のバージョンまでのダウンロードリンクがリストアップされていましたが, 今回のリリースでは 4つ目にあたる SketchUpPro 2017 および SketchUpMake 2017 のダウンロードリンクも消されずに残されている状況です.