2015/12/17

大きな LargeToolSet 小さな LargeToolSet

新しいバージョンがリリースされるといつも今まで使い慣れていた環境と同じになるように、プラグインのインストールやツールメニューのカスタマイズをしているのですが、


こんな感じに、いろいろなツールをレイアウトするために、メニューバーにデフォルトで並んでいるツールは全てカスタマイズをして削除して、ラージツールセットを表示しています。 より多く並べたいので、いつも、アイコンサイズは環境設定で「小さい」設定としていたのですが・・・
Mac 版では、バージョンアップしながら増えてきた「3点円弧」や「扇型」、「回転長方形」などは「小さい」LargeToolSet には反映されていません。

最近ようやく「大きい」LargeToolSet には、これらの新しいコマンドのアイコンが反映されていることを発見・・;
と言うか、「小さい」LargeToolSet にも反映してほしい!
・・・という Mac 特有の事情でした・・;



2015/12/16

SketchUp8, 2013 でジオロケーションが読み込めない件

以前のエントリでも記述していましたが、SketchUp8, SketchUp2013 でジオロケーション情報が読み込めなくなってしまった件、2015/6/1以降、Googleのサーバが停止したことを受け、下記ページでその状況と対処方法が正式に公開されています。

Understanding the June 1, 2015 changes that affect SketchUp 2013 and SketchUp 8

上記は、El Capitan (OS X 10.11.2) に SketchUp8 (FREE) をインストールして、[場所を追加...]コマンドを実行した結果です。「詳細についてはここをクリックしてください」というところからもリンクしています。

Trimble は2012年に Google から SketchUp を取得しましたが、それまで Google のサーバにアクセスして動いていた [ジオロケーション] - [場所を追加...] コマンドや、[3DWarehouse] - [モデルを取得...] コマンドなどは、経過措置として、Google のサーバへのアクセスを Trimble のサーバにリダイレクトするように Google 側が対応してくれていました。その経過措置が 2015/5/31で終了したことで、2015/6/1以降、SketchUp8, SketchUp2013ではジオロケーション情報が読み込めなくなってしまった状況です。

上記ページでは、もちろん新しいバージョン(2014, 2015, 最新は2016)へのアップデートをするように記述されていますが、アプリケーション本体に記述されている情報の書き換え方法(下記リンク)も、公式に公開されています。

Resolving issues related to June 1, 2015 changes that affect SketchUp Pro 2013 and SketchUp Pro 8

以前のエントリでは、リダイレクトされる前の情報のままでも良かったのですが、2015/6/1以降、リダイレクトされなくなったので、場合によっては、今回の上記リンクで示され、ダウンロード可能となっている [SketchUp.dat] ファイルを直接全て差し替えると良いでしょう。 
ダウンロードリンクは、 SketchUp8 用 SketchUp.dat と、SketchUp2013 用 SketchUp.dat と、内容はそれぞれ別なので、ご注意を・・

SketchUp8 用
http://assets.sketchup.com/files/su8/SketchUp.dat.zip

SketchUp2013 用
http://assets.sketchup.com/files/su13/SketchUp.dat.zip

ちなみに、El Capitan (OS X 10.11.2) にインストールした SketchUp8 (FREE) でも、上記対処をすれば、[場所を追加...] できることが確認できました。