2014/11/27

SketchUp のプラグインファイル 拡張子 *.rbz について・・

バージョンアップを重ねてきている SketchUp のいままでのタイムラインのなかで、Ruby による拡張機能がサポートされたのは SketchUp Ver.5 でした。
その後さまざまな Plugin が公開され今日に至るわけですが、Google傘下となった Ver.6 〜 Ver.7 までは、プラグインのインストール方法は、SketchUp を終了させて、手作業で、所定のフォルダ(*1) にルビーファイルと関連データの入ったフォルダのセット(多くの場合、ZIP圧縮されていたファイルを事前に解凍していました)をコピー(移動)して SketchUp を再起動するというものでした。

(*1) Mac の場合 (Macintosh HD)/ライブラリ/Application Support/Google SketchUp 6 (または7)/SketchUp/plugins (または tools)

Google 傘下としての最終バージョンとなった Ver.8 からは、 SketchUp をいちいち終了させなくても、拡張機能をインストールできる様になり、さらには、Trimble 傘下となって SketchUp 2013 からは Extention Warehouse でブラウザからインストールしたプラグインを管理できる様になって、現在に至っています。

拡張機能のファイルは、拡張子 (*.rbz) となりましたが、実はこのファイルは、拡張子を (*.zip) と書き換えると解凍可能で、しかも、解凍されたファイルは、従来の方法も残されているので、手作業で所定のフォルダ (*1) にコピーする事でもインストールが可能です。


(*.rbz) ファイルをわざわざ拡張子を書き換えて解凍してから手作業でインストールする人はいないかもしれませんが、古い形式の拡張機能ファイル (*.rb, *.rbs, 関連フォルダ)も、インストールする方法が残されている事は覚えておいてよいのではないかと思います。

また、Extention Warehouse による管理が実装されたSketchUp2013からは、ユーザーがインストールする拡張機能は、従来の場所(*1) から、ユーザーのホームディレクトリの下のライブラリフォルダ (*2) がデフォルトとなりました。(Macの場合通常非表示となっているため、アクセスする場合は[OPTION]キーを押しながら[移動]メニューから[ライブラリ]を選択で表示できます。)

(*2) Mac の場合 (Macintosh HD)/ユーザ/(ユーザ名)/ライブラリ/Application Support/SketchUp 2013 (または2014, 2015)/SketchUp/plugins

要するに、Extention Warehouse などから自動でインストールされる拡張機能 (*.rbz) はユーザのホームディレクトリのライブラリフォルダ(*2)、古くからの方法で、手作業でインストールする拡張機能 (*.rb, *.rbs, 関連フォルダ) はシステムのルートのライブラリフォルダ(*1) という様に、使い分ける事も出来るという事です。









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