2017/03/14

さよなら Photo Texture

SketchUp の「場所を追加 (Add Location)」コマンドおよび、「写真テクスチャ (Photo Texture)」機能に関する、大きな発表がありました。

Google から Trimble SketchUp となって5年経過となる 2017/5/22 以降、無償で利用できていた Google Terrain Server が猶予期間が終了するため、利用できなくなります。現時点で「場所を追加」または「写真テクスチャ」コマンドを実行するとウィンドウの上部に FAQ へのリンクが表示される様になっています。

場所を追加 (Add Location)
写真テクスチャ (Photo Texture)

ヘルプセンターの記事を要約すると、以下の通りです・・

・2017/5/22 以降 Google のデータサービスの無償提供が終了する
・Trimble は地理データプロバイダを変更して、2017以降も「場所を追加」機能を継続する
・ただし、SketchUp Make 2017 は地図情報形式(OpenStreetMap)のみにアクセスでき、衛星画像と地形データ形式にはアクセスできなくなる
・SketchUp Pro 2017 は新たな地理データプロバイダの衛星画像と地形データ形式にアクセスできる(ライセンス料は Trimble が負担)
・「写真テクスチャ」機能は全てのバージョンでアクセスできなくなる
・my.SketchUp は SketchUp Make と同様(地図情報形式のみ)
・SketchUp 2016(Pro/Make) およびそれ以前の古いバージョンでは、どちらもアクセスできなくなる
・2017/4/5 ~ 2017/5/22 までの期間は、古いデータソース (Google) と 新しいデータソース (DigitalGlobe, TrimbleMapView) の両方が利用できる。

Trimble となって、去年の5月には、直接 GoogleEarth にデータを転送する「GoogleEath でモデルをプレビュー」コマンドがなくなり、今年の5月で完全に Google とは独立するということになるわけですね・・
5/22 までの間、Google のサーバーにアクセスできるうちに、必要なエリアは確保しておくと良いかもしれません・・

DigitalGlobe の衛星写真はすでに PlaceMaker でも確認可能なので、最新版を使っているのであれば何も心配はなさそうです。
しかしながら、仕方ないことだとは思いますが、古いバージョンで動いていた機能がなくなってしまうのは残念です・・ 

TrimbleMapView がどんな状況か?現状確認できていませんが、地形情報がどの程度のものとなるのか?可能になり次第チェックしてみようと思います。






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