2011/01/10

GoogleSketchUp FREE版で DXF/DWG インポート


DXF/DWGのインポートについては、最新の GoogleSketchUp8 FREE版から削除されてしまいましたが、GoogleSketchUp7 の時点では経過措置として、インポート出来るようにするためのプラグインが用意されていました。(これは現在でもダウンロードリンクが残っています。)しかしながら、GoogleSketchUp8 がリリースされ、このプラグインの適用も出来なくなってしまいました。

そこでここでは、DXF/DWGインポートのための、一つ前のバージョンである、GoogleSketchUp7 のFREE版(win/mac)の現時点でのダウンロード方法を紹介します。といっても、現在、GoogleSketchUp7 のFREE版の正式なダウンロードリンクは見つかりません。ではどうしたら良いのか?

まず、前提として、GoogleSketchUp には FREE版とPRO版があるわけですが、実は、PRO版は、ライセンスを入力しない場合、8時間はトライアルとして、LayOut等も含めて全機能をFREEで試用することができるようになっています。そしてこのPRO版をそのまま使い続けるとどうなるかというと、最初にインストールした時から8時間経過すると、このPRO版は起動できなくなるのではなく、FREE版として継続して使えるわけなのです。

従って、現時点で、GoogleSketchUp7 の FREE版のダウンロードリンクはなくなってしまいましたが、PRO版のリンクは残っているので、まず、以下のURLからPRO版をダウンロードします。(英語版のサポートページです。日本語版については後述します。)


※上記は英語ページで、英語ページではすでにリンクが消えていたので、同じページの日本語版ページです。(ページ最下部右下の English を 日本語 に切り替え)
http://help.sketchup.com/ja/article/60107

表示されたページの以下の記述がある部分で、win版/mac版ともに、Ver.7.1 の最終版をダウンロードできます。

SketchUp Pro 7.1 メンテナンス リリース 2: Windows 7, Vista, XP | Mac OS X.

ちなみに、さらに古い Ver.6.4 の最終版もここでダウンロード可能です。

SketchUp Pro 6.4 メンテナンス リリース 6: Windows XP, 2000 | Mac OS X.


このPRO版をインストールすれば、トライアル期間として8時間、その間、DXF/DWGの入出力が可能です。

すでに試用期間を過ぎている場合または、8時間経過後は、PRO版としての試用ができなくなりますが、以下のリンクにあるインストーラをダウンロードしておき、適用すると、FREE版の為に用意されていたものですが、8時間の試用期限が過ぎてFREE版となってしまったPRO版でも、DXFの入力が可能となるわけです。


※上記リンクは削除されてしまいましたが・・・

英語ページなので、どこをクリックしたら良いか、ちょっとわかりずらいですが・・・かなり下のほうの、

Workflow Enhancement
DWG/DXF import plugin for SketchUp 7.1 (Free)
という記述部分の、

Last updated: September 2009
The DWG/DXF importer isn't available in Google SketchUp 7.1, however it is offered in Google SketchUp Pro. You can download this optional plugin for Windows orMac that enables the DWG/DXF importer. This plugin will only be available for a limited time, and it will not be supported in our next major release.

※上記記述内のダウンロードリンクはまだ有効の様です・・・
Win : http://dl.google.com/sketchup/gsu7/AllowDWGImportInSketchUp7.msi
Mac : http://dl.google.com/sketchup/gsu7/AllowDWGImportInSketchUp7.dmg

と書かれている部分の、Windows または Mac というところをクリックするとそれぞれダウンロードできます。
繰り返しになりますが、実はこのプログラムは、FREE版と、8時間経過してFREE版になってしまったPRO版の両方共、適用可能です。(この件に関する記述は上記英語版のサポートページでも確認できました。)
ちなみに、FREE版で、このプログラムを適用しても、DXFの読込みはできますが、逆(DXFの書き出し)はできません。(これには別の方法が必要です。)

ここまではすべて英語版なのですが、この英語版を起動すると、現在 GoogleSketchUp8 がリリースされているので、最新版をウェブからダウンロードするかどうか促すダイアログが表示されます。ここで、[Update]を選択すると自動的にブラウザが立ち上がり、GoogleSketchUp8 がダウンロードできるリンクが表示されるのですが、ここには、英語版だけではなく、各国(現状9か国)の、GoogleSketchUp8 PRO/FREE さらには GoogleSketchUp7 PRO, GoogleSketchUp6 PRO までそれぞれWin/Mac両方共(要するに現状ダウンロード可能な各国語対応の全てのバージョン)が一覧表となって用意されています。
ここで GoogleSketchUp7 PROの日本語版をダウンロードし、再度インストールすることで、日本語版とすることも出来るわけです。上記のダウンロードリンクはここには直接記述しませんが、試してみてください。

No comments: