SketchUp Pro 2021.0 がリリースされました!
Mac 版のリビジョンナンバーは 2021.0.338 です.
SketchUp ver.1 が2000年8月にリリースされてから20周年, 今回は新たな節目となるようです.
・新たなロゴアイコン
一連のアプリケーションアイコンが一新, Trimble カラーに統一されました.
関連するコマンドアイコン等も一新されたました.
・タグフォルダ
タグフォルダでタグを階層化することが可能となりました. タグフォルダ単位で表示/非表示の設定も可能です.
・タグのフィルタリング
タグをキーワードで検索(フィルタリング)できるようになりました
・Live Component の設定
先に3DWHに公開された LiveComponent はブラウザ上でパラメータを設定して形状変形してダウンロード後はパラメータの設定はできませんでしたが, 2021 では LiveComponent をダブルクリックするとパラメータを設定するウィンドウが開き、設定状況を変更できるようになりました.
・PreDesign
SketchUp Studio サブスクリプションには Sefaira という WEBアプリと連携した環境解析プラグインがありますが, SketchUp Pro サブスクリプションでも PreDesign という新たな WEBアプリが利用できるようになりました。
ファイルメニューから 「PreDesign を開始」を選択すると, ジオロケーション情報(緯度・経度)から、建築設計等する上で抑えておくべきさまざまな環境情報にアクセスできます.
・.SKPファイルフォーマットの再構築
今回 SKP ファイルの内部データフォーマットが大幅に改善されました.
今まで作成していたデータを 2021 で開いてそのまま保存すると, データによっては差があるとは思いますが, ファイルサイズが大幅に減少します.
さらに, 今回からモデル情報からバージョンナンバーが削除されたので, 今後のアップデートではバージョンの違いはなくなるのかもしれません.(2021 でも 2022 以降のデータが読める?)
・ダイレクトダウンロードによるアップデート
今まではファイルメニューから「アップデートをチェック」した場合、新たなアップデートがあるかどうかわかるだけでしたが, 2021からはそのままダイアログからアップデートをダウンロードできるようになりました. また, ファイルメニューから「アップデートをチェック」しなくても, SketchUp 起動時に自動的にチェックするようになり, アップデートがある場合はダイアログが表示されます.
・対応OSの変更
Windows10
macOS BigSur(11), Catalina(10.15), Mojave(1014)
その他の項目はおよそ下記のとおりです. 詳細はリリースノートを確認してみてください・・
・Mac版 LayOut でのトラックパッド対応
・LayOut のタグフォルダ対応
・モデルのエラーチェック
・テープメジャーツールのバグフィックス
・レポート生成のアップデート
・モデル情報から, バージョン情報が削除
・Ruby のバージョンが 2.5.5 から 2.7.1 にアップグレード
No comments:
Post a Comment