2018/12/21

LayOut のスクラップブックのフォルダのユーザーライブラリフォルダ内への追加方法・・

LayOut で扱うデータは、[環境設定] > [フォルダ] で以下の3つがフォルダで指定されています。

[テンプレート]
[スクラップブック]
[パターンの塗りつぶしのイメージ]

[テンプレート]については、アプリケーション本体内部のリソースフォルダ内の、日本語版のフォルダ(*1)と、ユーザーライブラリフォルダ内のテンプレートフォルダ(*2)が指定されています。独自のテンプレートを保存する場合は、このユーザーライブラリフォルダ内の指定されたテンプレートに保存すればよく、いくつかサブフォルダを作って分類することも可能です。

(*1) /Application/SketchUp 201X/LayOut.app/Contents/Resources/Japanese.lproj/Templates
(*2) ~/Library/Application Support/SketchUp 201X/LayOut/Templates

サブフォルダを作るために、ユーザーライブラリフォルダにアクセスするためには、通常は不可視のフォルダとなっているため、Finder の [移動] メニューで option キーを押しながら、[ライブラリ]を選択します。
テンプレートの選択時は、サブフォルダも表示されるので、独自にテンプレートを分類・整理することが可能となっている状況です。(ユーザーライブラリ内のテンプレートフォルダは、[マイテンプレート]として表示されています)


・・・とここまでは、問題ないのですが、最近増えてきたスクラップブックも、同様にサブフォルダをつくって分類可能だろうと思って、スクラップブックフォルダにもサブフォルダを作ってみたのですが、サブフォルダ内のスクラップブックには、アクセスできません・・・  バグなのか?とおもい問い合わせてみたところ、どうやらこれは現状の仕様ということで、サブフォルダを作った場合は、直接そのフォルダを、[環境設定]の[フォルダ]で指定しておかなければならないことが判明しました。

そこで、テンプレートの場合と同じように、ユーザーライブラリ内のスクラップブックフォルダ(*3)内にサブフォルダを作って、[環境設定]の[フォルダ]から指定しようとしたところ、フォルダの選択ダイアログには、通常不可視のライブラリフォルダ自体がリストアップされないため、選択できません。

(*3) ~/Library/Application Support/SketchUp 201X/LayOut/Scrapbooks

というわけで、調べたところ、やっぱり方法がありました。フォルダの選択ダイアログで

  command + shift + . (ピリオド) 

です! これで、不可視のユーザーライブラリフォルダが選択可能になるので、(*3) のScrapbooksフォルダ内のサブフォルダを選択可能です。


・・・という、macOS 固有の問題でした・・・

実際の Scrapbook 選択パレットでは、階層化されたフォルダ自体は表示されませんが、これでサブフォルダ内に入れたスクラップブックもアクセス可能となりました。
















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